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門井慶喜「こちら警視庁美術犯罪捜査班」

こちら警視庁美術犯罪捜査班こちら警視庁美術犯罪捜査班
(2013/10/18)
門井 慶喜

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 これまでも美術関係や図書館関係、ホテル関係で独特のミステリを書いてきた門井さんの楽しい美術ミステリだ。
 主たる登場人物は、美術犯罪捜査班(実は2人だけなのだが、「相棒」みたいだ)の、美術には全く素人の三田村豪気、上司の岸すみれ。それと謎の人物大迫龍次。
 5編が収められている。
『こちら警視庁美術犯罪捜査班』: レンブラントのエッチングを一人暮らしの老人に売りつけた詐欺事件の捜査に、豪気とすみれのコンビが、何と八丈島に赴くのだ。とんちんかんの豪気をすみれがフォロー。事件は解決する、というもの。黒幕として、すみれの元夫の大迫が浮上する。
『てのひらのロダン』: ロダンの彫刻をおばあさんに売りつけた美女。背後に美術詐欺を操る組織と人物の気配が・・・・。そして、すみれがバツイチで、子どももあることが判明。
『仏像をなめる』: 3・11をくぐり抜けた仏像の有り難いご利益をもたらす仏像があり、なめると塩味がすると大変な評判になる。ここにも大迫の陰があるとにらんだ二人が、贋作を見事に暴いていく。この辺は美術品のミステリを書いてきた門井さんの冴えがある。
『自分で自分の贋作を』: キリコの作品をデパートを介して売ろうという大がかりな詐欺を企む大迫。ここで捜査班と大迫との本格的な対立が激しくなる。
『なぜ保険会社がゴッホを買うか』: 60億円ともいわれるゴッホの自画像を大迫が某保険会社に持ちこむ。最後の大迫の賭けに対向して、捜査班の二人との行き詰まる対決が火花を散らす。
 最後にちょっとしたオチもあり楽しみがある。今後シリーズ化するのか興味があるところだ。ファンとしては、是非続編がほしいところだ。
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サマンサどら猫

Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

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