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三浦しをん「政と源」

 三浦さんの、泣き笑いの小説だ。マイブログでも三浦さんの本は何冊も紹介してきましたが、これは最新刊です。集英社。
 ストーリー: 題名の二人の人物、つまみ簪の職人堀源二郎は一人暮らしで弟子の徹平とがいる。有田国政は元銀行員、しかし今は妻は娘の家族と同居し、一人暮らしをしている。
 二人の住む下町は、隅田川と荒川にはさまれた運河が張り巡らされている。
 各章は、
一 政と源
二 幼なじみ無線
三 象を見た日
四 花も嵐も
五 平成無責任男
六 Y町の永遠
 である。
特に『第二章 幼なじみ無線』は、政と源の気持が温かく伝わってきて、つくづく巧いなあと思う。泣き笑いの文章だ。ところで、二人のイラストが書かれているが、少しカッコ良すぎないか?などと思ってしまう。文のイメージではもっと平凡で人間臭い二人だと思うのだが、これは無い物ねだりだろうな。
 『三 象を見た日』『四 花も嵐も』『五 平成無責任男』では、「政」と「源」の家族のことが詳しく描写され、しっとりとしたテイストに仕立て上げられている。
 各章が独立した体裁ではなく、こうして小説の構成要素として組み立てられているところに三浦さんの技が冴えている。
 最後はやはりハッピーエンド。ハリウッド映画の終わりみたいだ。
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サマンサどら猫

Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

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