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「小説 野性時代」の『経済小説』tp『お仕事小説」の巻

小説 野性時代 第129号 (新野性時代)小説 野性時代 第129号 (新野性時代)
(2014/07/11)
角川書店編集部

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 ふと図書館で手に取り、面白そうだなと思って読んでみた。特集のタイトルに惹かれた感じとでも言えばいいかなあ?
 内容は、まず『対談』で、高杉良と佐高信が「経済小説の可能性」について話している。経済小説というぐらいだから、元来ビジネスマンが読んでいたイメージが強い。ところが、テレビドラマの半沢直樹が大ヒットして以来、フィールドが拡大して「お仕事小説」というふうに変化?してきているということがおぼろげながら理解できた。幸田真音、池井戸潤への系譜が語られている。 
 そしてもっとわかりやすいのは、大矢博子の「『経済小説』『お仕事小説』の軌跡」だ。これによれば、企業小説、経済小説と呼ばれるジャンルがあり、職業ものは、大正期のプロレタリア文学にまで行きつくとしている。
 城山三郎、梶山季之、そして山崎豊子「華麗なる一族。ありましたよねえ。それから高杉良、堺屋太一・・・・。平成に入って、幸田真音、石田衣良、荻原浩「神様からひと言」とくれば分かり易い。奥田英朗とくれば尚更。これらは読んでいるからだ。そしてそして垣根涼介「君たちに明日はない」、桂望実「県庁の星」、山本幸久「凸凹デイズ」。これならわかるわかる、笑い。
 さらに21世紀になると、荻原浩「メリーゴーランド」、高殿円「トッカン」、三浦しをん「舟を編む」、佐藤青南「消防女子!!」、奥田英朗「ガール」、そして篠田節子「女たちのジハード」。おー、ここまで入るのかと感心する。新野剛「あぽやん」シリーズにいたってはこの分析分かり易いなーと思った。
特別読み切りの安藤祐介「無敵社員」は、ブラック企業をテーマにした笑えない話だ。
 読み切り小説の窪美澄「砂のないテラリウム」ある夫婦の危機を扱って読み応えがある。
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サマンサどら猫

Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

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