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大倉貴裕「問題物件」

 光文社。大倉さんの新しい趣向のミステリだ。
 短大出でヘルパーの資格を持つ若宮恵美子が、就活でとある大手の建設会社に就職。ところが、何だか様子が変なのだ。 彼女がすることになった仕事というのは創業者の直系の青年大島雅弘の世話をする仕事だった。痩せて、難病にかかった雅弘は現社長派からは疎まれている。そして彼の大事にしている「犬太」というぬいぐるみ。この2人とぬいぐるみが主人公だ。
『居座られた部屋』、『借りると必ず死ぬ部屋』、『ゴミだらけの部屋』、『騒がしい部屋』、『誰もいない部屋』の5編が収められている。
 社長派により、別室付き勤務となった雅弘と恵美子への嫌がらせ=不動産業でいうところの問題物件の担当がその都度画策される。
 困り果てたその時に、犬頭(いぬがしら)という名の長身の探偵がどことなく現れ、恵美子を助けるのだ。そのネーミングや動作から正体は見当がつくのですが、それが何とも痛快で面白い。
 そして、訳あり物件の理由やそれにまつわるある種の謎も提示され、楽しい読み物となっている。続編はあるのだろうか?『誰もいない部屋』も続きがあるような終わり方なのでそれが気に掛かる。
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サマンサどら猫

Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

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