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カーリン・イエルハルドセン「お菓子の家」

 創元推理文庫所収。 いわゆる北欧ミステリのひとつ。作者はスウェーデンの女性作家。
 ハンマルビー署のショーベリ警視とそのチームの活動を描いたシリーズ物である。三部作として書かれ、2013年現在6冊まで出版されているとのこと。読む楽しみが増えた。魅力的なスウェーデン発のミステリだ。
ストーリー: とある老婦人が入院中、留守宅で不動産関係の男性が旧知の人物に殺害される。そして、犯人は、次々と犯行を重ね、連続殺人の様相を呈してくる。
 ショーベリ警視とそのチームの捜査が続くが、まるきり糸口がつかめないのである。読者は、犯人が幼稚園時代の仲間に深刻な虐めを受け、その復讐と狂気を知らされているが、当局はその関連をつかめないという設定だ。間に、殺人者の日記が挟み込まれ、それが動機を次々に示唆していく。だが最後に近づくまでは、明確な犯人の姿はつかめない、この辺が巧妙に仕掛けられている。
 捜査チームの警官達の性格もそれぞれ個性的で、中でも女警官ペトラのレイプ事件は一つの短編がはさまっているかのごとくの印象で、このミステリの幅を広げている。
 ラストで、とある老婦人と38年前の繋がりもすべてひとつピースとしてあてはまる、その辺が醍醐味だ。
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サマンサどら猫

Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

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