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ダロン・アセモグル&ジェイムズ・A・ロビンソン「国家はなぜ衰退するのか」下

国家はなぜ衰退するのか(下):権力・繁栄・貧困の起源国家はなぜ衰退するのか(下):権力・繁栄・貧困の起源
(2013/06/21)
ダロン アセモグル、ジェイムズ A ロビンソン 他

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 下巻は第9章~15章である。名誉革命が解き放った包括的な経済制度、政治制度の変化が、「好循環」と「悪循環」をもたらしたことを詳細に分析し、この本の基本テーマである「国家はなぜ衰退するのか」(第13章)につながっていく。
 比喩とタイトルの付け方も面白いのである。『ジンバブエで宝くじを当てる方法』で10万ジンバブエ・ドルの宝くじに当選したのがムガベ大統領であったという事実・・・つまり、収奪的経済制度の病理の例として例示。これこそ貯蓄・投資・革新をするのに必要なインセンティヴが生み出されず、国家が衰退する要因と分析。他にも、アフリカ諸国は60年代より貧困。「少年十字軍」に象徴されるシエラレオネのRUF(革命統一戦線)の強制支配、南米ではコロンビアは民主主義国といわれてきた。しかし包括的制度はないとする。アルゼンチンについては、同国の学者クズネッツの「世界には4種類の国がある。先進国・発展途上国・日本・アルゼンチンだ」を引用。これを説明する。
 第14章『旧弊を打破する』では、ボツワナや合衆国南部、鄧小平からの中国の成功例を紹介する。いずれも魅力的な説明である。 *そして、最後に先進国からの貧困にあえぐ国々への「処方箋」について、国際援助の形をとる実態を分析しながら、その実情に苦言を呈しているのはもっともである。
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サマンサどら猫

Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

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