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三浦しをん「神去なあなあ夜話」

神去なあなあ夜話神去なあなあ夜話
(2012/11/28)
三浦 しをん

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 前作「神去なあなあ日常」の続編。前作が、主人公の成長と自立の物語であったのに対し、今回は、神去村(三重県の山奥の村、林業での生業でくらしている)のより深部の伝説を含む村の物語ともいうべきであろう。そして若者らしく、主人公の体験する恋の物語でもある。
 登場人物は、前作に出てきたメンバーばかりだ。
 すなわち、二十歳になった平野勇気、そして彼が住み込む家の家族の飯田与喜(ヨキ)、妻みき、繁ばあちゃん、犬のノコ、勇気が想いをよせる直紀、小山三郎じいさん、中村清一(林業会社の経営者)。
 第1夜から最終夜まで7話仕立てになっている。例えば、第1夜は、神去村が何故出来たのか、神話=民話にもとづく「いわれ」についての話だ。これが実に軽妙でユーモラスであるのだ。笑いが止まらないぐらい。話の展開は、勇気がパソコンにむかって神去村の日常を綴る形式となっている。この村は山のてっぺん以外はケータイも通じなくて、メールのやりとりもできない環境にある。恋の行方も今日の普通の世界とは異なっている。それがまた良い効果を生み出しているのだ。
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「神去なあなあ夜話」三浦しをん

100年先を見据えて作業をしている、神去村の林業の現場。そこへ放り込まれた平野勇気も、村で暮らして1年が過ぎ、20歳になった。山仕事にも慣れ、憧れの直紀さんとドライブに出かけたりもするようになったけれど……。 お仕事小説の名手が描く林業エンタメ第二弾! 秘密がいっぱいの神去村へ、ようこそ! 三重県の山奥で、林業に取り組む平野勇気、二十歳。神去村の起源、住人の暮らし、もちろん恋にも、ぐいぐ...

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時代小説いいですね

三浦しおんさん、よさそうですね!
そうそう、携帯もメールもない時代。

歌を詠んで返したりするのも、憧れますね~!!

No title

aikoさんへ〈  三浦さんの文体は、結構軽薄調ですよね。妄想系?でもあります。でも、山村での「働く青年」の姿を、ユーモアたっぷりに楽しませてくれます。「船を編む」もそうでしたよね。辞書編纂という、とんでもない地味な仕事がテーマですから。そして「仏果にあらず」は、人形浄瑠璃の世界ですから。女流作家では、宮部さんと三浦さんを多読しています、面白いから。
 時代小説は、時空を超えた「家族と人情と、温もり」の世界でしょうか?だから、惹かれるのですねえ。やめられませんね、笑い。

No title

こんにちは。同じ本の感想記事を
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Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

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