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「CSI シーズン13の⑧」は波瀾万丈だ、の巻

 いよいよシーズン13の最終回ですw-。
第20話『イーグルの翼』: イーグルの目での鳥瞰図ばりにカメラが動いていく。あるセミナーにビジネスマンやビジネスウーマンが参加している。セミナーの主催者は胡散臭い男だ。ホッジスの婚約者のエリザベッタは、その夜泥湯に浸かるが、泥の底には死体があったというもの。ラボのグレッグやラッセルらが現場に行き、検証を始める。エリザベッタの過去も明らかとなるのだ。
 モーガンとホッジスは泥を回収し、調べを進めていく。死んだ男はある企業仲間とセミナーに参加していたのだ。一見火渡りの失敗のようにみえたが、ラテックスアレルギーもあったのだ。そしてアンチトロンビン欠乏症とは?
第21話『死霊の囁き』: 20年前の殺害現場に潜入し、死霊とかかわろうとする人物たち。いわばゴーストハンターだ。オカルトティックな雰囲気の出だしだ。そして1人が殺害される。果たして死霊のせいなのか?
 昔の凶悪犯ウオルター・シムズがよみがえったのか?グレッグは自らの霊感の強さを仲間に表明する。ラボのメンバーは粘り強く検証を続ける。ウオルター・シムズには協力者がいたのか?オカルトとサスペンスの要素が強い話だ。
第22話『地獄の9つの円』: ブラック・サバスのロック・コンサート。保安官エクリ-とラッセルが会場に居る。
 次々に変死体が発見されていく。連続殺人事件だ。ポルノ・スタジオでのミイラ化した女性の変死体。不明の女性たちのリストからジム警部の娘エリーの名前も浮かぶ。グレッグとニックは怪しい教会に行く。ダンテの「地獄編」や「十戒」になぞらえた連続犯がいることがわかる。黒幕をあぶり出すべくモーガンがおとり捜査に協力するが・・・・。モーガンも行方不明に、エリーも含め、2人の警察官の娘が犯人に誘拐されるという非常事態に。
 シーズン14が待ち遠しいのだ。
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「CSI オリジナル シーズン13の⑦」

 シーズン13もいよいよ終わりに近くなってきました。それにしてもよく観たものだ、笑い。
第17話『15年後の女王』: 高校時代の同窓会が今回の舞台だ。ラボのデヴィッドは、同窓会に出るべきかどうか迷っている。妻に背中を押されパーティー会場に赴くが、大変な事件が待ち構えていた・・・・というものだ。
 中学や高校時代って、誰しも嫌な思い出の一つもあるよねえ。デヴィッドはいじめを受けていた側だった。そして、トイレには仕切り役であった女性ベッカの斬殺死体があった。現場には血染めのシャボン玉が飛んでいて、むごたらしい状態であった。
 デヴィッドが元クイーンを取り調べることとなり、ロビンスとデヴィッド、元クイーンの三者の会話が面白い。ベッカは「ある計画」を企画していたことが判明。高校時代のある事件や出来事は根底にあってそれがラボのメンバーの努力によって暴かれていく。
第18話『アンダーグラウンド』: 冒頭、砂漠で何かに追われる男。そしてコヨーテが監視カメラに映し出される。サラが検証、身元不明の男で、犯人はハンター?モーガンとクロフォードが現場におもむく。果たしてハンガー・ゲームなのか?
 ニックが引き取って飼っている元警察犬サムが活躍する。そして、廃坑となった鉱山の近くにシェルターがあって・・・・・という話だ。  モーガンがつぶやくように、雰囲気はちょっと「LOST」とも似ている。父と娘をめぐる話でもある。
第19話『消えた母親』: 血まみれの惨劇が行われた家で暮らす幼児が映し出される。3人の死体があり、幼児の母親は行方不明だ。そして、別の場所には焼死体があった。ラボのメンバーが事件の動機と真犯人の検証にあたる。
 残された証拠からラボのメンバーによる粘り強い捜査が行われる。主任ラッセルは、幼児モリーの目撃を引き出していく。改めて、家族の絆や在り方を考えさせてくれる話だ。

「かもめ食堂」のほのぼの感、そして北欧の香りの巻

 久しぶりで、行きつけのレンタル店を訪問。4本をゲット。そのうちの1枚ですw-。
 群ようこさんの原作であることは知っていました(図書館でも立ち読み経験有り)。映画の存在も。
 7月に北欧4カ国巡りに行き、事前にレンタルして観ようとも思っていたのですが、何かとこぜわしくて、今朝鑑賞したというわけです。
 「かもめ食堂」、ruoka lokkiとフィンランド語でいうようで、食堂の窓にこの文字が入っていました。
 監督は荻上直子。主な出演は、さちえ(小林聡美)、みどり(片桐はいり)、まさこ(もたいまさこ)の女性3人。そしてニャロメのTシャツを着た、いかにも日本かぶれのフィンランド人の青年(男)、食堂の前のオーナーの男性、夫に逃げられた中年女性がそれぞれの人間模様を演じてくれる。
○ ストーリー:  ヘルシンキのとある一角で、「かもめ食堂」を始めるさちえ。お客の第1号が、日本かぶれで日本語も上手な青年だ。最初の客というわけで、コーヒーは無料にする。そして、毎日彼が現れる。客はまだ誰も来ない。彼がガッチャマンの歌を教えてくれとさちえに言う。
 さちえがブックカフェに行くと、みどりがいて、初対面ながらガッチャマンの歌詞を教えてもらう。みどりは食堂の手伝いをすることに。次の客は、元のオーナーだ。ただし、正体は後に判明することになっている。ここでは、美味しいコーヒーの入れ方をさちえに教えるのだ。
 その間、3人の地元のおばさんたちが外から興味深げに食堂をのぞき込みに来る。さらに怒った表情の中年女性がウィンドー越しに中をのぞきこんだりする。そして、ロスト・バッゲッジに遭遇したまさこがやってくる。
 この3人の女性と、フィンランド人の青年との会話や彼らの事情がゆったりと?しかしその内面が少しずつ明らかとなる。あくまでもフィンランド式の時の流れの中ではあるが。これを観ていて、カウリスマキ監督の映画のような雰囲気を感じてしまった。
 ヘルシンキの街角や港での群れたカモメのショットが繰り返し現れる。
 そして、ちょっとした事件が幾つか起こって・・・・・という映画だ。それぞれの人生が「かもめ食堂」という場で交差して紡がれる映画といってもよいだろう。
 エンディングでの井上陽水の「クレージー・ラヴ」もそれなりの雰囲気をもっている。まずは佳作といってよいだろう。3人の女性の演技力と存在感に好感がもてる。
次にヘルシンキに行く機会があれば、「かもめ食堂」に行ってみようかなあ?笑い。
 

「CSIオリジナル シーズン13の⑥」

『第14話 ラ・シーヤ(拷問)』: キューバ人の女性歌手のシルバナがステージでリズミカルに、華やかに歌っている。なかなか魅力的な女性だ。しかし、楽屋ではマネージャー役として彼女を支えてきた姉がむごたらしい姿で殺害されていた。
 「次はシルバナ お前だ」との血文字があった。
 ラボで検証していくと、キューバの秘密警察がよく使う拷問の手口だった。なので、事件の裏には、キューバの機関やCIAの関与も考えられるのだ。
 一方、ホッジスの急な婚約には副保安官も気がかりな様子だ。
 意外な犯人像が明らかとなる、見応えのある一編だ。
『第15話 孤独な誕生日』: グリッソムと別れた孤独なサラ。サラは1人のバースデーをレストランで祝っていた。そこへ魅力的な男性が声かけをしてきて、意気投合した?サラは彼とホテルの18階の部屋に。しかし、翌朝その18階で殺人事件の犠牲者がで、それは昨夜の男性であった。
 駆けつけてきた警部やラボのメンバーはサラを心配する。しかもサラは記憶を失っていたのだ。サスペンスタッチの話だ。
 サラは嵌められたのか?しからば誰が、何の目的で実行したのか、スリリングな展開だ。
 過去のダイナー事件、そしてサラと母親の物語もあって、見応えがある。
『第16話 ポーカーフェイス』: 冒頭は、2人の中年カップルがいて、彼女と別れた男がエレベーター内で殺されていたのだ。10秒間の密室状態のエレベーターで何が起こったのか?興味津々の事件だ。
 男の死因は動脈切断、「ポーカーリフト」という整形手術痕があった。彼は有名なポーカーの名人でもあったのだ。
 一方で、手足をベッドで縛り付けられた男の死体が発見される。この2つの事件に共通するのはトランプだった。さらに、第3」の殺人が発生するが、これもトランプがらみだ。この謎解きはなかんかのものだ。
 エクリ-は保安官に就任することに。モーガンとの親子愛も描かれている。
 

「CSIオリジナル シーズン13の⑤」

 ②~④を先に観て、次に①を観ての変則でしたが、ようやく⑤の出番となりました、笑い。
『第12話 悪夢のセミファイナル』: 女子テニスの試合が行われています。かなりの接戦、準決勝です。
 そして遂にチャレンジャーのマッチ・ポイントを迎えます。チャレンジャーが勝ちます。会場は興奮し、勝者も大喜び。そして、挑戦者は、チャンピオンとダブルスを組んでいるパートナーだったのです。→翌朝、サーヴ・マシーンの中にチャレンジャーが無残な遺体となって発見されます。犯人は?その目的は? フィンとラッセルが捜査と検証にあたります。そして、ラボでは遺体の検証にロビンソン博士があたります。
 一方、移民局の役人がラッセルを訪問。ホッジスについての調査です。彼は、イタリアで知り合ったエリザベッタと婚約したので、その調査だったのです。モーガンはホッジスを心配するが・・・・。
 殺人については、20年前のある事件との関わり、そして殺害された女性の身元が明らかとなり、殺害の動機、真犯人の解明がなされていく。
『第13話 ニューヨークからの来訪者』: ゴージャスな雰囲気を持つカップルが登場。ここでは世界的に貴重なワインにまつわる話が出てくるのだ。
 一方、サラとグレッグは、悪ガキがライフルで遊んでいた樽から腐乱死体を発見する。
 ニューヨークからマック(ニューヨークのCSIの主任だ)がラッセルを訪ねてくる。彼らは旧知の間柄だ。このへんはスピンオフと交差するのでスピーディーな展開が予想される。
 ラボで検証すると、死体には鯨の寿司の痕跡があり、ワインコレクターであることが判明した。ところが、マックの愛する女性クリスティーンの行方がわからなくなってしまう。彼女は何者かに拉致されていたのだ。
『第15話 ラスベガスからの追跡者(CSI:NY9)』: このスピンオフのために番号がとんでいるのだ。
 ラッセルはマックと共にニューヨークに飛ぶ。ここからはニューヨークのCSIのメンバーが主として活躍する。
 クリスティーンは宝石店のオーナーだが、どうやら使用人の中に不正を働き、ヤミ金に追われてる人物がいることが判明してくる。犯人たちの証拠と解明がラボにより進められていく。
 ラッセルも側面から捜査に協力、マックの活躍が描かれる。

「ブラック・ハッカー」の映像は斬新だった、の巻

 これレンタルしたけど、結構当たりでしたね。前半まではスリリングで、パソコンの映像と監視カメラ、主演女優役のパソコンの映像を組み合わせて、スリリングに展開していく。迫力があり、ドキドキハラハラのサスペンスでした。
 最初は、どういう展開になるのか混乱していましたが、中盤からは焦点がしぼられ、犯人、そして真犯人たちの役割が見えてきました。最後のオチをどうするか?評価が分かれるところですけれどもね。
 監督はナチョ・ビガロンド、主演はイライジャ・ウッド、そしてサーシャ・グレイ。スペインとアメリカ映画となっている。
 イライジャ・ウッドは「ロード・オブ・ザ・リング」で有名だし、このブログでも紹介した「グランド・ピアノ」で独特の存在感を示していました。そして、サーシャ・グレイは、あのソダーバーグ監督の「ガールフレンド・エクスペアリアンス」の主演だったことを思い出しました。ここでもセクシーな存在感があります。
 ストーリー: ブログ・コンテストにより、有名女優ジルの新作映画のキャンペーンに当選した青年ニック(いわば追っかけ)が、決められたホテルに滞在していると、何者かの手により、女優ジルのパソコンに侵入した映像が送られ、さらに監視カメラの映像も相まって、5元、6元中継での映像が彼女のプライベートを映し出す・・・・・このあたりのハラハラドキドキ感が秀逸だ。映像も新鮮だ。
 後半以外は、すべてパソコンの映像を通して話を進めていく、それが斬新に思える。
 謎の男がニックを操り、ニックも事件に巻き込まれながら、ハッカー仲間との連携で事件を同時中継で追っていく。まさに現代のスピード映像だ。
 ジルが誘拐され、車のトランクに入れられ、ハッカーたちと車内を映し出す映像により、同時中継する展開も面白いのだ。
 なぜこんな事件が起き、犯人像はどうなのかが後半以降絞り込まれ、カーチェイスの展開となる。犯人のトリックはラストで明らかとなるのは常道だし、もっと他の解釈もあっただろう。前半に比べ、少し迫力不足かもしれない。
 イライジャ・ウッドのオタク感はよくわかる。そして、サーシャ・グレイのセクシーさもこれで表現は出来ている。

佐藤青南「サイレント・ヴォイス」行動心理捜査官・楯岡絵麻

 とても美人で、スタイリッシュ。しかも独特の取り調べをする絵麻が、心理的に、心理学上のテクニックを使って100%容疑者をおとす?痛快さがあるミステリ+警察もの+ユーモア・ミステリとでも表現するとよいのだろうか。思わず吹き出す話が満載だ。5話が収められている。
第1話 YESか脳か: 柔道の有段者で厳つい顔の西野圭介が取り調べの補佐=パソコンでの記録入力で、取り調べのチーフは自称28歳の、女優のような美人の楯岡絵麻。このちぐはぐコンビ?が織りなす謎解きと、警察での取調室でのやりとりにユーモアがある。
 絵麻の取り調べは、西野の見るところ、まさに「キャバクラ・トーク」そのものだ。そして部下の西野には容赦ない言動。しかし、容疑者を油断させておいて、じっくりと心理学の常道で締め上げて真相に迫る、という凄腕が絵麻だ。絵麻は通称「エンマ様」だ、笑い。実際は強面なのだ。誘拐犯の捜査とバラバラ死体遺棄事件を一気に絵麻が解決する。ノンバーバル理論による大脳辺縁系との会話(相手のマイクロ・ジェスチャーの観察)で、容疑者を容赦なく、それこそぐうの音も出ないほどに追い詰めていくプロセスは痛快でもある。そして、見事容疑者をおとし、事件解決の後は、西野と居酒屋での飲み会だ。 *心理学でいう防衛機能、逃避、攻撃をも手中に収めて相手に迫るのが絵麻の得意技でもある。
第2話 近くて遠いディスタンス: 絵麻は巡査部長で、部下は西野。このコンビが、焼け跡での身元不明の遺体をめぐって歯科医を取り調べる。いつものキャバクラ・トークで相手の警戒を解きほぐし、ノンバーバル(非言語)理論で、この自尊心の高いエリートを追い詰めていく。謎解きのスリルも十分である。ここでも十分に心理分析の手法が使われる。
 そして、絵麻が警察官になった原点でもある、ぐれていた彼女の高校時代の先生にまつわる事件のことがラストで明かされている。ユーモア・ミステリの底にひそむシリアスな部分だ。
第3話 私はなんでも知っている: 近隣で有名な占い師をここでは取り調べていく。果たしてこの占い師が、殺人事件とどう関係しているのか?絵麻と2人の行き詰まるような?心理戦が読みどころだ。絵麻は、フォアラー効果、コールド・リーディングとかの心理学での技術を駆使して占い師に立ち向かっていくのだ。
第4話 名優は誰だ: ここではある殺人事件をめぐって、ベテランの女優の取り調べと、新進女優の取り調べを例によって絵麻が取り仕切っていくのだ。したたかな演技力を持つ相手に、冴えたテクニックで見事に殺人事件の背景にある人間模様を暴いていく。真犯人にせまるトリック暴き、謎解きもある。
第5話 綺麗な薔薇は棘だらけ: 西野が巻き込まれる事件。音大のピアニストである女性の取り調べを絵麻が担当。しかし、西野は行方不明で、代理の補佐とトラブりながら、西野の行方を必死に容疑者から探り出す。
 そして、絵麻の恩師の事件の犯人像についても後半で描かれている。

北欧の旅:壊れたスーツケースはどうなった?の巻

 前のブログに、スーツケースが関空で戻った際に、取っ手が壊れていた=取っ手が無くなっていて、「えー、まさか!!」と叫ぶぐらい(実際は叫んではいませんが)ショッキングだったと書きました。ずっと以前に、「ロスト・バゲッジ」=ドイツ・オーストリア巡りでフランクフルトの空港で私のスーツケースが出てこなかった話も書きました。それ以来のトラブルでした。しかもこの奥様のスーツケースは、3月のギリシャ旅行の後、京都の大丸で買ったばかりの品物でしたから。ショックでしたよ、ほんとうに。
 あれどうなったの?と心配された方もおられたと思いますが、いやいないか、笑い。
 その後の顛末ですw- → すぐさまケースを宅急便で保険会社に送りました。それで無事?修理されて戻りました。でも何かが違うのですw-?
 それは何だと思いますか?→つまり色が違うのですw-。白なのに、修理して返送されたものは取っ手が黒でした。このスーツケースは、縁は黒色の線が入っているので修理部もそう思ったのでしょうが、実は違うのです。
 まあ気にいらないからやり直せ、とはいわずに、そのまましまい込みましたが、笑い。
 海外の旅も何回かすると、色々な経験が積み重なるということですよねえ。皆様は如何でしょうか?
 われわれは3度目の体験ですw-。
 1回目:フランクフルト空港でのロスト・バゲッジ、
 2回目:オランダでの奥様のカーディガン紛失(これもすぐさま添乗員さんに連絡し、顛末を証明してもらいましたので、定価の7割ぐらい戻りました、新品ではなかったので)、
 3回目:今回のスーツケースのケースです、ちょっとダジャレ、笑い。

喜多喜久「化学探偵Mr.キュリー2」

 化学ミステリとでもいおうか?「化学」を探偵する、或いは、「化学」に関わる事件や謎について推理・探求するミステリとでもいおうか。
 おなじみのシリーズ。3を先に読み。これに魅了され1と2を読みました。
ここでは5話が収められています。
第1話 化学探偵と炎の魔術師: 「いじめられっ子」の勇太が川の堤防に架かる橋の下で一人の老人に出合う。彼はさながらカードの『魔術師』に見えた。一方、舞衣は今日も庶務課員として、重要なミッションの一つの、小学生向けの大学施設見学会の案内役を努めた。そして参加者の1人であった勇太の質問に答えるべく、沖野とともに面談に臨む、というもの。いじめられっ子に自信と勇気を与える結果となっている。
第2話 化学探偵と盗まれた試薬の使途: 四宮大学の理学部に侵入した人物が過酸化水素水を盗み出す。その目的は?犯人は?舞衣は、地域活動の一環としてのペットボトルロケットコンテストの開催を企画している。また大学のアイドルユニットのオーディションに勧誘されるが、そのアイドルサークルには脅迫状が送られてきた。いつものコンビの、沖野と舞衣、今回はアイドルサークルの代表者が犯人捜しをすることに。そして、沖野の暴いた「ヴァリター機関」とは?
 意外な犯人が明らかとなるユーモラスな話だ。
第3話 化学探偵と疑惑の記憶: 今では注目される女優となった英梨子は、幼少の頃の祖母にかかわる、ある忌まわしい記憶に苦しめられている。彼女は、舞衣の高校時代の親友で、今はアイドルとなっている剣也に相談する。そして、舞衣と沖野がこの事件の解明に乗り出すというものだ。これもユーモラスなオチがある。
第4話 化学探偵と幻を見た者たち: 学生花隈悟と「雪だるま」?のようなガールフレンドのみゅーたん。彼が大学の農学部で開発した「超脳力水」を飲んで、幻覚を見る。そして、このドリンクをめぐり、脅迫めいたイタズラ電話が大学に入り、事件性を帯びた展開となっていく。いつもの沖野と舞衣がこの飲料にかかわる疑惑?に挑んでいくという話だ。
第5話 化学探偵と人魂の正体: 学生の国見千里の「CRP占い」をしたところ、ある文章が画面に現れた。そこからオカルトサークルの終身名誉顧問になっている舞衣に千里が「人魂」についての相談を持ち込む。
 果たして人魂の正体とは?そして、ラストで沖野が洒落た解決策を提示するというもの。

喜多喜久「化学探偵Mr.キュリー」1の爽快さ

 3巻から先に読んで紹介しましたが、改めて1巻と2巻を図書館から借りだし、読みました。今は、夏休みで、彦根の図書館も子どもたち、家族連れ、中高年と多くの人々が涼を求めて?賑わっています。夏休みもなかなかいいものだと、私も好きなミステリを中心に借りだしています。ちょうど、弓道場のすぐ横にある立地のため、重宝しています、笑い。
 第1巻ですから、主人公の二人=七瀬舞衣と沖野春彦(Mr.キュリー)の登場から始まります。新人さんの舞衣が四宮大学の庶務課に配属され、上司の猫柳が登場。第1話から第5話が収められている。
第1話 化学探偵と埋蔵金の暗号: 夜中に大学の構内で誰かが穴を掘っている、何とも奇妙な出来事が発生。新人の「何でも係」でもある庶務課の職員舞衣が、猫柳の指示でこの事件の担当となる。現場には埋蔵金のありか?を示す暗号のメモが残されていた。モラル向上委員会のメンバーでもある沖野の協力をあおぐこととなり、二人の運命的な出会いが始まるのだ。
 好奇心の旺盛な舞衣と沖野は、農学部応用生命化学科の研究室に浦賀教授を訪ね、アドヴァイスを求めるが・・・・。そして、オカルト・サークルとの接点も出てきて話が面白くなる。
第2話 化学探偵と奇跡の治療法: 舞衣の叔父夫婦が、癌の治療でのめりこんでいることを心配し、沖野と共にその治療者のホメオパシーの能力の真実を解明するという話だ。そこへ沖野の後輩の製薬ベンチャーに勤める岩城が登場し、この事件の謎が解明されていく。
第3話 化学探偵と人体発火の秘密: 大学の松宮教授の引退記念祝賀パーティーの席上、松宮の頭から発火という衝撃的な混乱から始まる。舞衣もこの現場を目撃し、ショックを受ける。
 この謎解きと真犯人の究明に、沖野と舞衣が活躍する。まさに化学探偵の真価の見せ所だ。洒落たオチもついていて楽しい話でもある。
第4話 化学探偵と悩める恋人たち: 同棲に踏み切った二人の恋人たち。でも女性の様子が変なのだ。二人とも四宮大学の学生でもあった。男性が舞衣に相談を持ちかけ、沖野もこの秘密の解明に乗り出すというもの。
第5話 化学探偵と冤罪の顛末: 舞衣の中学時代の同級生で、今は売れっ子のアイドル美間坂剣也がある事件に巻き込まれ、脅迫される。困った剣也は舞衣に相談を持ちかける。脅迫者が大学の学生だったので、舞衣は沖野とともに事の解決に努力するというものだ。

田中啓文「ストーミー・ガール」『サキソフォンに棲む狐Ⅱ』のジャズ感覚

 待望の第2弾です。田中さんの定評のあるジャズの知識、蘊蓄が満載ですw-。ジャズの巨人たち、そしてコード進行、さらにジャズの原点のブルースのコード進行などがきらきらとまばゆく表現されている。ブルースやジャズ、ゴスペルといったブラック・ミュージックの系譜も書かれていて、それだけでも音楽史を読むような楽しさがあります。
 サキソフォンに狐(クダギツネのチコのこと)が棲みついているなんてのも、奇想天外だし、高1の少女がジャズに目覚めて、吹奏楽部をやめて、さらにどうなるか?が今回の興味でしたが、典子はやりますねえ。若くて、困難を突破していく。ある理由?でお母さんは典子が心配で、さまざまな制約を課しますが、それを乗り越えていく。それが若さなのだと思いますが。
 そのバイタリティーと、ジャズにどんどんのめり込んでいくエネルギッシュな行動に脱帽です。
 さらに、壊れたサキソフォンの修理を頼んだことから登場する修理屋、そして新たなジャズバンドの仲間たちの群像、そして亡くなった父の事情を知る人々の登場。そして新宿という街の、もつ複雑さと猥雑さ・・・・・これらの要素がない交ぜになって、読み応えのあるミステリとなっているのだ。新宿のヤクザの登場と、彼女の父をめぐる真相にはサスペンスフルなテイストがある。
 でも何といっても、ひたむきにジャズに、音にのめり込む典子の姿に圧倒されてしまうのだ。最後に典子のプロ初デビュー。
 続編はどうなるのだろうか?それが心残りだ。必ず続きがあるに違いない。
 各章は、
チェイス』、『ウオーキン』、『ジューク』、『エピストロフィー』となっています。特に『ジューク』は、かつての典子の師のボンパとの出合いがあり、メタル・ロックのノリもあり、謎解きの興味も満足させてくれるのだ。
 『エピストロフィー』では、空悟和尚なんて個性的な人物も登場する。

「CSIオリジナル シーズン13の①」

 以前にレンタル出来なくて順序が逆になったけど、①について書きます。
『第1話 カルマの決着』: エクリー副保安官が撃たれ、ラッセル主任の孫ケイティが誘拐される事態となった。すでに逮捕され、刑務所に収監されている前副保安官マッキーンが指示を出しているとわかる。
 CSIのメンバーも分裂。ニックは酔って自棄気味になっている。フィンは誘拐犯の男の囮になるが・・・・。サラとニックも協力して、誘拐犯を追うことになる。200万ドルという金が絡み、CSIのメンバーは地道な証拠調べで解決策を追求していく。
『第2話 皆殺しのダイナー』: CSIのメンバーもよく出入りするレストラン「フランクス・ダイナー」。ウェイトレスが怯えるストーカー男が今夜も外で立っている。
そしてしばらく後に、レストラン内に居た客も含めて、店主以外は撃ち殺されていた。犯人は誰で、何の目的でこの8人の大量殺害をしたのか?
 ニックもサラも、グレッグも協力して捜査にあたる。ジム警部も調べると、レストラン内では、目的のためなら手段を選ばない悪党が死体となっていた。故あってベガスに移送されていたのだ。
 CSIの地道な検証(解剖と分析、丁寧な現場検証)が始まり、エクリ-も療養中の身であるが捜査に参加する。そして凶器の銃を新聞販売機の中から発見。重要な証拠として追求すると、意外なことが判明する・・・・・という話だ。

喜多喜久「化学探偵Mrキュリー 3」

 薬学の研究員である著者による、謎解きを中心とした、ちょっと異色のミステリですw-。結構コージー的謎解きなので、私好みです。その1もその2も読みたくなりました。
 ここには第1話から第4話が収められています。表題を紹介しますと、
・第1話 化学探偵と呪いの藁人形
・第2話 化学探偵と真夜中の住人
・第3話 化学探偵と化学少年の奮闘
・第4話 化学探偵と見えない毒
第1話: 見出しで見ると、何だかオカルト的なテイストなの?と思っていたのですが、双子の兄弟がいて、出来の良さそうな弟の方に、藁人形が送りつけられてくるという相談を、彼のガールフレンドから受けた四宮大学庶務課(学生や職員の悩みや相談にのる)の七瀬舞衣が大活躍。実は沖野(シャーロック役)の冷静な知恵を借りて見事に解決。つまり彼女はワトソン役だ。舞衣の目の覚めるようなピッチングぶりも活写されている。
第2話: 四宮大学助教の今津志保里から相談を受けた舞衣がまた謎に挑戦。北欧の小国の国王が大学に訪問するという予定の中で、ある企み=ある種のテロ?が計画されているかもしれないという状況で、沖野と共にこの怪事件にあたる。
 第3話: 烏丸大輔という化学少年が、沖野と舞衣に相談をもちかける。「ツアラトウストラ」という名のゴールデンレトリバーを心配してある相談をしたのだ。だが、ある事件が起き、この二人のコンビの真相解明が進むといった話だ。そこには人間の、ある独占欲が働いていたのだ。
 第4話: 四宮大学のあるサークル内で起きた事件。「美食」を掲げたサークルでのコンパの席で食中毒事件が発生。女子学生からの相談に舞衣が動き出す。沖野に相談するが、沖野には過去のあるいきさつがあって、彼は事件にかかわるのに消極的だった。彼のかつての競争相手も登場し、なかなか面白い展開となる。この事件の根底にある邪悪な意図とは?これがキモだ。

北欧の旅:愉快なおじさんがいた、の巻

 「袖すり合うも多生の縁」なんて言葉がありますねえ。旅で出合う人々の中にもそんな人はいますね。
P1210510.jpg
 それがこれですw-。フィヨルドの景色を展望できる展望台にバスで上がったときのこと。フィヨルドの景色を撮っていて、周囲に駐車していた車の写真を何気なく撮ったときのこと。
 この白い車にピントを合わせ、スイッチを押すと、突如ドアが開いて、このサングラスの人物が現れてこんなシーンが撮れていた訳ですw-・・・・・この間0,3秒ぐらい???あまりにも鮮やかなので、つい「サンキュー」と手をふりましたよ、笑い。お茶目で面白い男性でした。
 お陰様で、絶好の良い記念写真の1枚となりました、笑い。心の中で「おぬし、出来るのう」とつぶやいていました。・・・・こんな出合いもあるのですw-。
 去年の12月、ローマのカフェでカプチーノを注文すると、「ちょっと待って」と指で合図し、きれいなデザインの模様を表面に描いてくれたカフェのマスターのサーヴィス精神、これを思い出しました。
P1210529.jpg
 ところでこの写真不思議だと思いませんか?
 Q、この家の写真で妙なことはありませんか?   A、そうです。答えは屋根の草ですw-。ノルウェーではあちらこちらで屋根に草を生やした家が見受けられました。種を蒔いて草を生やすのだそうです。断熱効果を高めるという目的のようです。
 何しろ北緯60度ですからね。
P1210540.jpg
 トイレ休憩の途中で、こんな赤壁の教会がありました。この日は移動中に雨が降りました。
プロフィール

Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

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