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音楽ドキュメンタリー「バック・コーラスの歌姫達」の素晴らしさの巻

 レンタル店での愚痴は前回書きましたが、あの時レンタルしていたのがこの1枚ですw-。これはほんとうに素晴らしかった。音楽映画の傑作は、いろいろありますが、例えば、ボビー・ダーリンを描いたもの、R&Bの「キャデラック・レコード」、「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」、ボブ・ディランの伝記映画などなど枚挙にいとまがありません。
 でも、これも間違いなく傑作ですね。原題は、「Twenty Feet From Stardom」。スターの立ち位置までは、『ほんの数歩の距離』という意味です。ドキュメンタリー形式で、インタビューを入れながら、バックコーラスの女性歌手たちにスポットライトを浴びせる、そんな映画です。いずれも世界的な歌手達のバック・コーラスをつとめた人たちですから、実力も魅力もあります。監督はモーガン・ネヴィル。
 スティング、ローリング・ストーンズとミック・ジャガー、マイケル・ジャクソン、ブルース・スプリングスティーン、ジョージ・ハリスン、トム・ジョーンズなどなどです。
 1、センターまでの距離
 2、バック・シンガー
 3、ロックの時代
 4、進化する音楽
 5、世界が動いていた
 の5部の構成。
 素晴らしい実力を持つ歌姫達とは、リサ・フィッシャー、タタ・ヴェガ、ダーレン・ラブ、メリー・クレイトンである。
 彼女らがミック・ジャガーとセッションしたり、デヴィッド・ボウイと歌ったりする場面には感動する。でも、プロデューサーとうまくいかず、自分の歌が他人名義になっていたり、地味にバック・コーラスのままの人もあれば、途中で歌手を廃業したりの人もあり、またソロとして大成功した人もあり、そんな人生の難しさもカメラは余すところなくとらえています。
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コーエン兄弟の「ブラッド・シンプル ザ・スリラー」は傑作だの巻

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(2003/03/21)
ティム・ロビンス、フランシス・マクドーマンド 他

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 これ前に一度観ていたけれど、再度レンタルし鑑賞。なるほど、そうだったのかの連続で面白かった。
 出だしは、すぐれた作品をデジタル処理して、鑑賞に堪える作品にしたとか何とか解説を加える人物の胡散臭さ、これがお遊びの感覚に満ちていて笑ってしまう。
 テキサスの夜、どしゃぶりの雨の中を走る車で二人の男女が会話。暗やみとわずかな光で後ろから撮ったカメラ・ワークの不気味さ、途中で見知らぬ車に遭遇し、これからの未来の暗示めいた場面がいい。これだけでインパクトはすごい。
 そしてモーテルで、この不倫の男女の正体が判明。
 次に、妻を寝取られた夫マーティと、私立探偵の男の会話。これで話の背景がわかり、ムダがない。
 バーの経営者であるアビーの夫マーティーに、レイが会いに行き、二人が諍い、夫は私立探偵に二人の殺害を依頼。
 つまり、この4人でほぼストーリーが展開し、互いの勘違い、行き違いが複雑にすれ違っていく・・・・。そこにこの映画の醍醐味があり、スリリングな側面がある。
 レイがマーティーを埋葬する場面や、私立探偵とアビーが対峙し、あわや危機一髪の場面などはほんとうにドキドキする。スリラーとしても一級品だ。これがコーエン兄弟のデビュー作とは!すごい。今観ても鑑賞に堪えうる作品だ。

「ナインス・ゲート」、オカルトといえばそうかな?の巻

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ジョニー・デップ

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 馴染みのレンタル店で、このところ嵌っているマカロニ・ウェスタン映画と、これをレンタル。前にちょっと観て、止めた思い出がある。ストーリー展開がちょっとつまらなかったし・・・。今回改めて全部観た、笑い。
 全体の印象からいえば、オカルトっぽいとは思う。謎解きの興味も盛り込まれているし、ジョニー・デップの演技もさすがに存在感がある。でも傑作とは言い難いかな? アメリカ映画じゃなく、フランス・スペイン映画。監督は、ロマン・ポランスキー。
 ストーリー: 冒頭で、書斎の場面でロープが天井からぶら下がっていて、何やら遺書めいたものを書いている男。買い終えるとロープに首を突っ込んで自殺。そして映画のタイトルが、扉の向こうから飛びだしてくる→いかにも「ナインス・ゲート」(九つの扉)らしい?始まり方だと思った。
 コルソ(ジョニー・デップ)が登場し、蔵書を点検している。あくどいやり方で故人の本の中から「ドン・キホーテ」4巻本を安く買いとる。このへんは「本の探偵」という解説とは違って面白そうな期待を抱かせる。
 彼に悪魔本の収集家であるバルカン教授から、 「影の王国への九つの扉」について調査するように依頼される。どうやらサタンを呼び出す祈祷書らしいのだ。値打ちは100万ドルを下らないとも。冒頭で自殺した男性から譲り受けたらしい。おなじ物がポルトガルとフランスにあるという。コルソはその稀覯本を預かり、命ぜられた調査に乗り出す。このバルカンという男の正体が、いかにも胡散臭い雰囲気がする。それは調査途中のやりとりや、ラストで判明する。
 原作と映画のストーリーは結構違っているらしいのだが、「胡散臭さ」と「謎解き」の興味はあるのだ。
 自殺したのは出版社の経営者で、その夫人テルファーとコルソは接触し、本の返却を迫られる。
 一方、図書館で調べていると、謎の女が出没し、また何者かの影がつきまとってくる。ここらあたりはスリラー的な展開でもある。
 危険を感じて友人に本を一時預けるが、彼も殺害され、コルソは空港へと向かう。
 ここまでのテンポは速い。
 そして、スペインで双子の製本屋を訪ね、本の挿絵のことなどを教えて貰う。この二人の老人の雰囲気が何故か印象深い。ポルトガルへ向かうが、列車の中でまた 謎の美女に出会う。2冊目の本とコルソが持参の本を比較し、挿絵の相違点を確認するが、また第二の殺人が起こり、2冊目の本も燃やされる。このあたり充分にミステリ・タッチだ。
 今度は、パリで3冊目の本の持ち主の男爵夫人に会い、手持ちの本と比較する。しかし、コルソは謎の男に襲われ、危ういところをカンフーの達人?の謎の女に救われる。しかし、またもや3冊目の本もろとも男爵夫人のアパルトマンも火事になる。
 この間、バルカンとコルソが電話で頻繁にやりとりをするのが不気味な感じがする。つまり、バルカンという男の正体がますます謎めいてくるのだ。
 このオカルトの説明と、様々な謎の解明(バルカンの正体、謎の美女の正体、そしてテルファーという女の正体、祈祷書にまつわる最大の謎)がラスト近くで一気になされていく。何だ!そうだったのかという結末も見えてくる。ちょっと中途半端な終わり方でもあるけれど、充分に楽しめる。
 役どころは、もっとジョニー・デップの演技を生かせなっかたのか?とも思う。ジャームッシュの「デッド・マン」の鮮烈な演技や「フロム・ヘル」の怪しい演技を知るだけに惜しまれる。それと、テルファーの存在感が乏しい。もっと悪魔的な雰囲気があってもろさそうだ。謎の女も版画の最後で出てくる絵と重なるので理解できるが、ちょっと迫力に欠ける。バルカンも
迫力不足かな?幾つか不満が残った。
プロフィール

Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

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