スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ローナ・バレット「本の町の殺人」

本の町の殺人 (創元推理文庫)本の町の殺人 (創元推理文庫)
(2013/08/21)
ローナ・バレット

商品詳細を見る
 
 これがローナ・バレットの第1作である。2作目を読んで、このブログでも紹介したのだが、すっかり嵌ってしまって、逆順に読んだというわけ。でもこのシリーズの面白さはいささかも減じていないといえる。
 主人公のトリシア・マイルズがニューハンプシャー州のストーナムにミステリ専門の古書店を開く。隣家の料理本専門の古書店店主のドリス・グリースンとの会話から物語は始まる。
 そして彼女が殺されているところをトリシアが発見し、容疑者にされてしまうというもの。トリシア・マイルズの飼い猫がミス・マープル、彼女の店の外観はシャーロック・ホームズのベーカー街の外観に酷似しているというから、もうミステリ・ファンにとってはたまらなくなってしまうこと請け合いだ。
 さらにドリスに本などを売っていたホームレスの老女が、トリシアと話していた直後に自動車事故で死ぬ。保安官から目をつけられたトリシアは、自らの疑いを晴らすべく、この町に移ってきた姉アンジェリカとともに事件の解決に動き出す。
 姉妹の葛藤と、ユーモラスな会話も楽しめ、古書の町の雰囲気がむんむんと伝わってくる、本好き、ミステリ好きにはたまらないシリーズだ。
スポンサーサイト

中西大輔「放浪哲学」

放浪哲学 11年かけて130カ国15万㌔の自転車ひとり旅放浪哲学 11年かけて130カ国15万㌔の自転車ひとり旅
(2014/07/07)
中西 大輔

商品詳細を見る

 これは痛快な本だ。タイトルに惹かれて、図書館から借りてきました読むほどに、冒険心が伝わり、中西青年の意気込みと決意が伝わってくる本です。
 学生時代からの自転車ひとり旅、それが社会人でのサラリーマン生活を経て、世界へ旅立つ、その冒険心の熱さがストレートに読み取れるのだ。一気に読んでしまいましたから。
 各国にいる友人達との交流、そして死に瀕した旅、何度も挑戦するアコンカグア、キリマンジャロ、モンブラン登頂は、まさにはらはらドキドキものですよね。お薦めの本です。絶対に退屈しないから。

石持浅海「玩具店の英雄」

玩具店の英雄 座間味くんの推理玩具店の英雄 座間味くんの推理
(2012/04/18)
石持 浅海

商品詳細を見る

 石持さんの楽しいミステリ。座間味くんと呼ばれる人物の名推理が光る。「小説宝石」に発表された7つの短編を集めたもの
だ。
 設定は、私こと津久井操(千葉県柏市に住む)。科学警察研究所で犯罪捜査の基礎研究をしているエリートの女性だ。過去の事件から解釈した研究=警備の成功と失敗の分かれ目というテーマでの研究を、民間人の「座間味くん」と大迫警視正が会話し、座間味くんが素晴らしい分析で、真相を指摘するというものだ。
『傘の花』、『最強の盾』、『襲撃の準備』、表題作の『玩具店の英雄』、住宅街の迷惑』、『警察官の選択』、『警察の幸運』の7編。
 いづれも3人が新宿で待ち合わせ、飲みながら、食べながらの会話をして、事件の核心をつく。美味しいお酒、美味しい食べ物と会話の妙が楽しめる。シリーズを読んでみたいと思わせる。

「キリング 4 解決」

キリング〈4〉解決 (ハヤカワ・ミステリ文庫)キリング〈4〉解決 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2013/04/05)
デイヴィッド・ヒューソン、ソーラン スヴァイストロップ 他

商品詳細を見る

 デンマークのテレビ・シリーズ「キリング」は、すでにDVDを紹介してきたけれど、あの警察ドラマの小説版としての早川書房の文庫本について書いておきたい。
 あのすぐれた警察ドラマを、デイヴィッド・ヒューソンが小説としてまとめたもので、分かり易く、迫力に満ちた内容なっている。ドラマを観たあとでは、活字でストーリーを追うのはたやすい。そして、著者がコペンハーゲンに滞在して書いたというだけ会って、なかなか迫力があり、独特の執拗な文体で、雰囲気を伝えている。これは解決編であるが、ラストはドラマとはひと味も二味も違ったストーリーとなっているところがミソ。

ローナ・バレット「サイン会の死」

サイン会の死 (本の町の殺人2) (創元推理文庫)サイン会の死 (本の町の殺人2) (創元推理文庫)
(2013/12/21)
ローナ・バレット

商品詳細を見る

 これ偶然手に取ったんですが、読んでみてとても面白かったですw-。副題は『本の町の殺人』。コージー・ミステリのカテゴリーになるんでしょうね。
 本の町で知られるストーナム。この町で、「ハブント・ゴット・ア・クルー」というミステリ専門書店でサイン会が開かれ、この町出身の著名作家ゾウイと姪キンバリーがやってくる。
 書店主のトリシア・マイルズが主人公で、あれこれ推理を働かせる。隣で料理本を扱うアンジェリカ・マイルズが姉で、二人の息のあった私生活と、そのコンビぶりが彩りをそえている。
 サイン会に詰めかけた人々の描写も秀逸で、その後作家がトイレで何者かに殺害されているのをトリシアが発見する。店は捜査のため、保安官からしばらく閉店を余儀なくされる。それにもめげず、トリシアは事件に関係のある人物たちに接触し、真相を暴こうとする。ボーイフレンドとの会話や、事件の背後にある盗作問題など奥行きのある設定が、最後まで読ませる。現在まで3冊出ているらしいが、あと2冊も読んでみたいものだ。

大倉貴裕「オチケン探偵の事件簿」

 前に住んでいた?「ぷららブローチ」のブログが遂にシャットアウト。何だか懐かしいなあ。もう別れを告げた恋人のように、あとを引く、笑い。25万強のカウント数で、実際にはその3倍の数字だろうから、それなりに励まされ、楽しんできたつもりだ。ミステリを中心に、本・雑誌の書評、地元彦根の近況報告などをつぶやいてきた。ブログ内容を引っ越さずに、このFC2ではジャンルをそのままにあたらしい記事を発信していますので、よろしくお願い致しますw-。
 大倉さんの落語ミステリの紹介です。オチケン・シリーズの3冊目であると、作者の『あとがき』で知りました。大倉さんのミステリは、ブログでも過去に何冊も読んで紹介したのですが、このシリーズは読んでませんでした。
 主人公は、目白にある学同院大学の「落研」に新入部員越智健一。落研のオチケンですよね、笑い。これからして落語的なユーモアあふれたミステリと予想できますよね。作者も楽しんで書いているようです。2話が収録されています。
『幻の男』: 越智健一の先輩の岸が、名門の千条学園の落研の落語会にゲストとして招かれる。越智も会場に行くが・・・。何やら名門落研の陰謀にいつの間にやら巻き込まれ、しかも女性部員をめぐるある動きも出てきて、さらに大学新聞の取材をする学生のトラブルも加わり、混沌とした展開になる。
 落研の先輩の岸、中村と共に越智、そして学生部長の土屋も登場して、幾つかの謎を、落語のネタの中から推理するというものだ。コージーの要素もたっぷりだ。
『高田の馬場』: 越智らの大学の新学長の方針とは何か?そして、仲の悪い水泳部と水球部、さらにラグビー部も絡んだ騒動がプールで勃発する。それらの裏に隠された謎を、中村と岸、そして越智がやはり落語ネタからヒントを得て推理。学生部長の土屋の存在もメリハリが利いて面白く読める。
プロフィール

サマンサどら猫

Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。