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西部 忠「貨幣という謎」

貨幣という謎―金(きん)と日銀券とビットコイン (NHK出版新書 435)貨幣という謎―金(きん)と日銀券とビットコイン (NHK出版新書 435)
(2014/05/08)
西部 忠

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 見たところ経済に関する入門書の体裁をとりながら、その実深い経済の理論を丁寧に解説されている。新聞各紙の書評で取りあげられていることでもそれは明らかであろう。
 序章は、『貨幣という謎-貨幣がわかれば経済がわかる-』: 経済とは何か、市場と貨幣について問題提起をしておられる。そして、貨幣を「もの」と「こと」として分析しますよと、導入されているのだ。
第一章では、それを引き継ぎ、現在の市場での貨幣の役割、そして一般均衡理論の紹介と、その限界を指摘。お金を軽視してきた経済学という挑戦的な文言も続く。
 そして、第二章では、「観念の自己実現」としての貨幣として、日銀券とビットコインを例示して比較、第三章では、貨幣につきまとう病として、トルコやイギリスやフランスなどの有名なバブルの例を歴史的にたどって分析の対象にしておられる。
四章と五章では、資本主義に内在する不安定性と危機について、警告と未来像を提起しておられるのがとても面白い。毎日新聞の書評では、ハイエクとケインズを取りあげて書かれていたが、それは私にはよく理解できない。いずれにしても、面白くてためになる経済の本として読ませてもらった。
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「THE KILLING シーズン1のラスト」

 長かったけれど、いよいよラストだ。19話・20話: 11月20日。逃亡中のハンスは自殺した姿で発見される。もうこれで再び、捜査が打ち切られようとする。 
 だが納得できないのがサラ、もう一度、サラとマイヤーはナナ殺害の現場に戻り、再調査しようとする。犯人らしき男を二人が追い詰めるが、一足違いで、マイヤが銃撃されてしまう。瀕死の重傷で、病院へ担ぎこまれる。
 検事局はサラを拘束し、その責任を追及する。行き詰まったサラは夫に助けを求める。偽の診断書により、ようやくサラは解放される。
 改築中の地下室から、アントンがナナの血まみれのパスポートを見つけ、ヴァウンに話す。ペニレたちにも話すが、翌日パスポートは消えていた。ここら辺で真犯人がわかり、結末も見えてくるといった具合だ。
 ハートマンのリーへの疑惑は深まり、市長との最後のテレビ討論会に臨む。しかし、彼は脳卒中で倒れてしまう。
 マイヤが病院で死亡。真実を知るため、彼の妻にサラは会いに行く。最後の言葉は、「サラ」と「84」だった。これは何を意味しているのか?緊迫感がある。
そして、遂にそれを突きとめる。この辺はネタバレバレなので省いておく、笑い。
 真犯人とタイスとの対決、そしてサラとペニレと警察とのクライマックスだ。全く大団円だ。ここまでが長い、でも見応えがあった、見事なドラマで、ミステリだ。しかし、疲れた、笑い。ドラマが本にもなっている。でもドラマ→本にまとめる、といったプロセスを経ているので、ドラマを観た方がいい。「ミレニアム」とは逆だ。ようやくおしまいです。これで安心して眠れる、笑い。

「THE KILLING シーズン1の⑨」

 いよいよ大詰めに近くなってきた。どう展開するのかが見どころだ。
17話・18話: サラは停職中だが、単独で調査を続行。マイヤーも舞い込んでいく。その執拗さには家族もついていけない。家族崩壊の危機だ。
 部活帰りのメッテが消息を絶った貯水池付近を捜索することに。ここを現場だと踏んで、サラは友人の証言を得る。そして、引っ越し業者にまで辿り着く。そこからタイスの従業員を割り出し、ヴァウンを探しあて、容疑者として事情を聴取するが何も出てこない。ただし、彼は両親が医者で、彼も途中までは医学生であったと知る。
 ハートマンは市長に隠蔽工作を暴き、全面対決をする。泥仕合の様相も呈してくる。
 警察が検事局を振り切り、貯水池を捜索し、証拠品と白骨が出てくる。この辺はドラマティックだ。そして、サラらはヴァウンの経歴と家族関係も洗い直す。しかし、事件の夜タクシーを運転していたもう一人の従業員が失踪し、緊急手配をすることに。
 サラに送られてきたテープを、サラは読心術を得意とする女性から解析をしてもらい、「飛行機で遠くへ行く」「行き先はパリ」であることをつかむ。そして、タイスは幼友達から、あの夜二人で駆け落ちをする計画であったと告げられ、証拠のテープを渡される。
 サラは、ナナの荷物の捜索に向かい、荷物を発見。さらに、ナナの部屋の地球儀から新しい証拠を見出し、駆け落ちを証明する。
 一方で、ハートマンは秘書の行動に疑問をもちはじめる。

「THE kILLING シーズン1の⑧」

 うかつにも⑦をとばして、⑧⑨⑩をレンタルしてしまった。まあいいか、笑い。
15話・16話: ハートマンが連立を組もうとしたホルクが容疑者として浮かび上がってくる。サラ・ルンドは単身で乗り込んでいく。しかし、逆に何者かに襲われ、監禁されてしまう。
 ペニレは自分を失い、酒場で知り合った男と行動を共にすることに。
 サラはホルクヲ説得しようとするが、失敗。危機を脱する努力をし、マイヤが駆けつけることに。しかし、マイヤは彼を射殺してしまう。
 警察はこれで一件落着をはかるが、ベングトがサラの元に戻り、もう一度プロファイルをやり直すことに。どうやら別に真犯人がいるらしい。マイヤがホルクの口座を洗うと証拠品が出てくる。しかし、サラは納得できなくて、15年前の行方不明の女性の行方を調査し始める。その女性メッテの父親を訪問し、彼女の写真からナナと同じネックレスを見つける。実はベングトも独自で調査し、サラの上司に報告をしていたという。しかし、警察は幕引きをはかろうとし、捜査の打ち切りを告げ、サラを停職処分にしてしまう。この辺も緊迫感のある展開だ。
 しかし、サラの元にある人物が証拠品のテープの入った封書を置いて立ち去る。またもや謎が深まるのだ。
 釈放されたハートマンと市長は全面対決となる。
 一方、タイスは改築中の家を売ることを決意。そこへナナの幼馴染みのアミールが訪ねてくる。

「THE KILLING シーズン1の⑥」

 11話・12話: タイスは釈放される。ペニレとタイスの夫婦が再び向き合うことに。
 一方で、サラ・ルンドは自由党の部屋を捜索、おびただしい暴行の跡が見つかる。ここでナナが暴行された現場だったことが判明。サラ、マイヤ、警部の捜査が本格的に入る。そして血痕はナナのものだった。犯人の痕跡は?ハートマンがにわかに有力容疑者として浮上する。
 ハートマンは多忙だが、聴取に応じる。しかし、サラの上司の警部の行動はどこか変だ。しかも定年前の警部は一線から退き、副所長が直接かかわることになる。警察の事なかれ主義だ。
 サラたちは、ナナの友人シャルロッテから「ファウスト」という名の男と付き合っていたことを突きとめる。新しい展開だ。つまり、ナナはクラブで働き、しかもクラブはインターネットのデート・クラブを兼ねていたことも判明。
 サラはネットにアクセス、ファウストも引っかかっててきた。「ファウスト」とは何者か?これが中盤の最大の謎だ。
 ブレ-マーの攻勢で、ハートマンの連立協議は進まない。
 警察内部では隠蔽工作が何者かによってなされている事実も出てくる。そして、ファウストに会っていた女性も見つけ出す。つまり、ファウストはハートマンとわかり、議場にサラとマイヤーが現れ、逮捕にいたる。劇的な場面だ。
 ハートマンの取り調べが始まり、メディアも報道。ハートマンも事実を認める。しかし、4月以降は別人がなりすましていたと証言。これをめぐって謎がまた深まるのだ。
 ハートマンのアリバイ、そしてハートマンと会っていた女性の目撃証言、秘書リーの取り調べなど、謎は深まるばかりだ。

「THE KILLING ⑤」

 9話・10話: タイスはケマルの釈放を聞き、ある決意をする。タイスのゆがんだ感情の炸裂と行動はすさまじい。私的リンチで解決しようとするのだ。暴力の描写はリアルである。
 サラや警察の必死の追求で、ある倉庫でのリンチ現場が判明。もう少しで、殺す寸前で逮捕にこぎ着ける。当然、タイスは殺人未遂で告発され、拘置所に入れられる。
 ハートマンは、辞任寸前で、ケマルが無実だと解り、活力を取り戻す。むしろ追い風で、世論調査は好評となる。
 今度は誤認逮捕として、サラとマイヤは追い詰められる。捜査は振り出しに戻る。サラも上司の警部から混乱を起こし、市長選にも影響したと怒られる。マイヤはびびり、サラは外されそうになる。
 ハートマンは勢いづいて、反対派を排除、野望をさらけ出す。
 サラは、地道な捜査に戻り、唯一の証拠の「車」から犯人の痕跡を徹底的に洗おうとする。唯一ガソリンの補充の手がかりから、給油所のテープを解明し、徐々に痕跡をひろっていく。まさに粘り強い捜査だ。
 一方で、警察への圧力?も判明。ナナのケータイの記録の削除、そしてナナが市庁舎に立ち寄ったことも実証。にわかに方向性が見えてくる。
 ナナの母も、クラブで働く友人シャルロッテから隠されていたある重要な事情を聞き出す。

「THE KILLING ④」

 7話・8話: ますます面白くなる。完全に嵌ってしまった。
 サラ・ルンドは急遽、離陸直前の飛行機から引き返したが、そんな娘を母は心配する。
 一方容疑者のケマルとタイスの行方はわからない。サラは妻から事情を聞くが、マイヤはそんなサラが面白くない。
 ハートマンは、市長ブレ-マーが移民のロールモデルでケマルを取りあげたことを避難するべく、メディアに殺人の容疑者として告発。二人の対立が深まる。
 三者三様の行動を軸に、これまで同様濃密な人間ドラマとして描く。迫力がある。タイスの脅しと感情がすさまじい効果を上げている。
 ケマルが事情聴取に応じる。10時過ぎにナナが彼を訪問、本を返しに来たと。しかし、まだ彼は何かを隠しているような素振りでもある。
 ハートマンはサラから事情を聞いて、彼の無罪を確信する。このあたり正義派としてのハートマンの面目躍如といったところだ。しかし、新証言により刑事二人はモスクへと向かう。
 サラは行き詰まって、訪ねて来た犯罪心理学者の婚約者に助けを求める。そして、新証拠も出て、ケマルは再逮捕。メディアもこれを大きくとりあげる。
 ハートマンは党内で追い詰められ、候補から外されそうになる。ハートマンの危機だ。
 ベングトが事故にあい、サラは彼を訪ねる。「手口は同じ、遺体が見つかっていないから」と示唆。この10年間の行方不明者の記録をサラは探すことにする。
 ケマルは証拠不十分で釈放される。

「THE KILLING ③」

 5話・6話: 容疑者のオリバーらを、ケータイの映像(レイプの場面?)を証拠にマイヤは、強引に男子生徒二人を逮捕。サラは慎重に捜査を進める。この両者の駆け引きもこのドラマの見ものの一つだ。二人の資質の違い、つまり「相棒」の手法の違いでもある。
 ハートマンは、連立がうまくいって強気になっている。しかし、新しい事実(教師の動向をサラたちが捜査し始める)が判明し、再び危機に陥る。つまり、教育長としての政治的危機となるのだ。
 ナナの家族は葬式の準備に追われ、悲しみがいや増す状態になっている。ここらへんの家族の在り方や、人間性がくっきりと描かれすぐれた場面となっている。
 サラとマイヤはケンカ別れをしてしまう。そして、ある教師の証言から、ナナが書いていた短編小説の内容が明らかとなる。つまり、彼女は妻子ある男との不倫をテーマに書いていたのだ。警察の捜査は、性犯罪歴のある?教師やシリア人の教師に向かうことに。
 警察の容疑者となった教師の存在をタイスは知る。彼の激情型の過去をサラは知り、ストックホルム行きの機から急遽引き返すことになる。

「THE KILLING ②」

 3話・4話: ナナの友人達から事情聴取していて、容疑者が浮かぶ。ハートマンの事務所の車を運転する男だ。彼には過去の犯罪歴があった。サラはストックホルム行きを伸ばし、マイヤと容疑者の逮捕に向かう。この辺の緊迫感をカメラはよくとらえている。
 ハートマンは、情報がもれて政治的危機に陥る。取材陣も押しかけてくる。警察側のサラとの約束により不利な立場に。しかも内通者の存在も浮かんでくる。
 ナナの父タイスと妻との悲しみと行動は胸を打つ。タイスの男っぽい性格がよく演じられている。
 そして、学校の中のボイラー室の秘密の部屋の存在をサラとマイヤは知り、捜査する。現場検証と証拠品の検証だ。生徒達の乱れた実態(性やドラッグなど)も浮かんでくる。
 事件は混迷の度合いを深めながら真実も暴かれていく。

「THE KILLING」が面白いの巻

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ソフィー・グローベール、ソーレン・マリン 他

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プロフィール

Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

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