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「ヒッチコック」

 あのヒッチコックの伝記映画だ。アンソニー・パーキンスがヒッチコックを演じているのも見ものである。もちろん「サイコ」の名優だ。特殊メイクらしいが、さすがに巧いと思う。そして脚本家でもある妻アルマ(ヘレン・ミレンが演じている。これも熱演)との葛藤と生活を中心に描いてある。
ストーリー: 「サイコ」の製作、撮影、主演者たちとのやりとりを軸に、いかにもヒッチコックらしいエピソードが満載で楽しめるのだ。すでに、「北北西に進路をとれ」「めまい」TVの「ヒッチコック劇場」などで名声を得ていたヒッチコックだが、新作のアイデアに悩んでいた。「カジノ・ロワイヤル」や「アンネの日記」の企画も持ちこまれていたようだ。またプライベート面で、妻が友人の脚本家と親密すぎると疑っていた。
 つまり、スランプで、美食のための太りすぎを気にしている実像がリアルだ。現実に起きた連続殺人事件にヒントを得て、意表をつく映画作りに取り組むことになる。しかし、パラマウント社は、この企画にのらない。やむなく、自分で製作費用の80万ドルを都合しなくてはならなくなるのだ。
 そして出演者選びとなる。アンソニー・パーキンスの性格面、そしてスカーレット・ヨハンソンを主演させ、殺害させるシナリオづくりも興味深い。クランクインとなるが、妻と友人との行動にヒッチコックは悩み、その懊悩が「サイコ」にも影響を与えるという裏話が面白い。映倫の委員との対立にもめげず映画は完成するが、いまいちの駄作であった。そこで妻アルマと協力し、編集をやり直し、あの傑作が生まれる。今は当たり前であるが、BGMの効果にも触れられている。
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カナダ映画「ザ・バレット」はだんだん怖くなるサスペンスだ、の巻

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(2013/06/05)
アレクシス・ブレデル、ローラン・リュカ 他

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 偶然レンタル店で、面白そうだったので、レンタルしたもの。2010年のカナダ映画。監督はノエル・ミトラーニ。これがなかなかのもので、じっくりと怖くなってくる。サイコ・サスペンスかな?まあサスペンスには違いないけどね。 ストーリー:保険会社のベノワ(フランス人、男性)がカナダに出張してくる。企業研修のためだ。ふとしたことで、ケイト・ローガンという女性警官から指名手配の犯人と間違われ、逮捕される。しかし、誤認逮捕とわかり、すぐ釈放される。謝罪の意味でケイトはベノワをバーに誘う。そして、ベノワの泊まっているモーテルの部屋にケイトが入り、体の関係をもってしまう。ここまではよくありそうな?「行きずりの関係」だ。
 しかし、その後もケイトは何かと彼につきまとい、部屋でちょっと彼女の銃をいたずらしてもてあそんでいると、弾が飛び出す。通報され、他の警官達が取り調べにやってくる。→ 二人は逃亡、勝手に他人の車を盗難したり・・・ここからはロードムーヴィー的な様相も呈してくる。そしてあるどんでん返しがあり、・・・・というものだ。
 その後、ベノワの妻が出てきて何かが起こるのか?と思ったが肩すかし。期待外れだった。その辺のところが物足りなかったなあ。

松尾牧則「弓道 その歴史と技法」

弓道―その歴史と技法弓道―その歴史と技法
(2013/06)
松尾 牧則

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 弓道を志す者として是非読みたい本である。
 松尾さんは、第1章『弓矢の発生と世界の弓術』において、弓矢の発生の歴史、世界の弓矢と射法を詳細に紹介しておられる。
 第2章は『日本の弓矢と弓術』。1章以上に詳しく歴史的変遷を書いておられる。大変興味深い。そして第3章の『弓術流派と目的に応じた射術』につながっていく。これがまた読み応えのある章である。
 第4章『弓術から弓道へ』では、明治から昭和へ、そして戦後の復活と連盟組織について書いておられる。
 第5章は、『現代の弓道と将来展望』。将来展望と課題にまで発展して論を展開しておられる。大いに参考となる章である。手元に置いて繰り返し読んでいきたい本である。

テーマ : ●弓道●
ジャンル : スポーツ

ダロン・アセモグル&ジェイムズ・A・ロビンソン「国家はなぜ衰退するのか」下

国家はなぜ衰退するのか(下):権力・繁栄・貧困の起源国家はなぜ衰退するのか(下):権力・繁栄・貧困の起源
(2013/06/21)
ダロン アセモグル、ジェイムズ A ロビンソン 他

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 下巻は第9章~15章である。名誉革命が解き放った包括的な経済制度、政治制度の変化が、「好循環」と「悪循環」をもたらしたことを詳細に分析し、この本の基本テーマである「国家はなぜ衰退するのか」(第13章)につながっていく。
 比喩とタイトルの付け方も面白いのである。『ジンバブエで宝くじを当てる方法』で10万ジンバブエ・ドルの宝くじに当選したのがムガベ大統領であったという事実・・・つまり、収奪的経済制度の病理の例として例示。これこそ貯蓄・投資・革新をするのに必要なインセンティヴが生み出されず、国家が衰退する要因と分析。他にも、アフリカ諸国は60年代より貧困。「少年十字軍」に象徴されるシエラレオネのRUF(革命統一戦線)の強制支配、南米ではコロンビアは民主主義国といわれてきた。しかし包括的制度はないとする。アルゼンチンについては、同国の学者クズネッツの「世界には4種類の国がある。先進国・発展途上国・日本・アルゼンチンだ」を引用。これを説明する。
 第14章『旧弊を打破する』では、ボツワナや合衆国南部、鄧小平からの中国の成功例を紹介する。いずれも魅力的な説明である。 *そして、最後に先進国からの貧困にあえぐ国々への「処方箋」について、国際援助の形をとる実態を分析しながら、その実情に苦言を呈しているのはもっともである。
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サマンサどら猫

Author:サマンサどら猫
 FC2ブログへようこそ!ミステリ大好き人間ですw-。そして、冬以外はアウトドア系(山登り、ハイキング、ウオーキング、サイクリング、釣り)、日帰り温泉、旅行などの趣味を楽しんでいます。茶トラを飼っていて、名前がサマンサです。卓球やバドミントンも好きで、最近は弓道も始めました。

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